« 国文祭の練習 パート2 | トップページ | 国文祭の練習 パート3 »

アマオケ創世記

田舎のオケマン AMADEUSです。

今日は、私が初めてオーケストラを経験した頃のお話をします。

高松○高の吹奏楽部に入部して、初めてファゴットを吹いたのは1970年4月です。

オーボエ希望だったのですが、「男だからファゴットね。多少大きいけど・・・」の一言で運命が決まりました。この辺のことはまた書きます。

吹奏楽部の顧問の○川先生から「オケで吹かないか」と声を掛けられたのが、翌1971年の夏でした。

まだファゴットを始めて1年余り、その上曲目は「第九」ですよ!

当時は「第九」の怖さなんて知りませんので、「よろしくお願いしまーす」と・・・・・

楽譜を渡されて、一生懸命、部活のあとで居残り練習です。

初めての合奏です。

行くとオジサン,オバサンばかり。当時、私はまだ17歳の美少年でしたから。

指揮はT響のオーナー、O先生。

O先生は岩手出身で東北(帝国)大学を出られて、キャリアで国鉄に入社され、四国で船舶部長をされてましたが、宇高連絡船の紫雲丸沈没事故の責任を取り、民間に下った方です。当時は連絡船のメンテナンスを一手に引き受けるD興業という会社の社長をされてました。

話は脱線しますが、この会社、社長室の書棚はオケの楽譜ばかり。社長はいつもパート譜を浄書してるんです。

入社試験でのこと・・・・・

社長「君は何の楽器ができるのかね?」

○○「はい、ファゴットが吹けます。」

社長「よろしい、合格!」

これで、入社したのが、コメントを寄せてくれているBWV君です。

話は戻りますが、1楽章はなんとか・・・・・2楽章、いつも吹奏楽のペラペラの楽譜に慣れてる私としては、1小節ひとつ振りのスピードについて行けません。合奏難民です。

頭の中が真っ白です。クラリネットの○川先生や○崎先生は楽しくやってます。

「おい、ファゴット、次○調で行くぞ!」

調性を変えて、指揮者をからかってるんです。

普段、吹奏楽で厳格な指導をしている○川先生が・・・・・

人間不信に陥りましたが、ここから、オケの面白さに引き込まれました。

それ以来、36年。同じことをやっているようにも思いますが、いつも新鮮な発見があります。

O先生のようにアマチュアだけど、プロ以上に音楽を愛する人がいなければ、今のT響は無かったかもしれない。

本当にありがとうございました。

これだから、アマオケはやめられない!

皆さんはどうですか?

本日はここまで、では・・・・・

|

« 国文祭の練習 パート2 | トップページ | 国文祭の練習 パート3 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

私のオケ歴は実は浅いのです。
中3になる時に高松から仙台に転校になって、それまで6才から習っていたピアノも止めてしまい、音楽への情熱も低下しました。ブラバンでフルートは吹きましたが他に興味がわき、高校ではテニス部へ。私は下手でしたが、一日24時間中、6時間くらいテニス漬けでインターハイにも行きました。フルートはブラバンでコンクールと定期演奏会の時だけ借り出されていました。
大学に入ってもテニス部で、フルートに触る時間もぐっと減りました。平成4年に米国留学中、日本から一時的に勉強に来た他大学の脳外科の先生から、帰国したら一緒に全国脳外科の集まりによるオケをやりましょう!と誘われました。年に2回、大きな全国学会の開会式典や懇親会で10分程度、たとえば「プラハ」の1楽章だけ、と言う感じで演奏する「好き者」の集まりですが、女子医大学長や埼玉医大副学長などもメンバーにいて、ばらつきはありますがレベルの高い方もいます。それでフルート熱が再燃して来たのですが、小学校5年の時に買ってもらったぼろぼろの笛で続けていました。平成15年に、大学から市中病院に出向してようやく金と時間に少し余裕ができ、そこでアマオケに飛び込んでみたら、人生を変えてしまう位(大学を辞めて開業しようと)オケにはまってしまった訳です。
長くてすみません。m(_)m

投稿: balaine | 2007年7月19日 (木) 02時47分

あ、ちなみに買って39年になる、頭部管だけ銀のそのぼろぼろの笛は、飾って(しまって)あり、今はP社の管体18K金+メカ銀、総銀+リッププレート&ライザー14Kの2本に、フィンダ作のグラナディラとパリサンダーのピッコロを1本ずつ使っています。

投稿: balaine | 2007年7月19日 (木) 02時54分

balaineさんと同じような理由でハマる人は多いですよ。
私も同じです。
オケは音楽そのものより、行為そのものが麻薬ですよ。
一人でできないことを回りに助けてもらったり、助けてあげたり、あるときは語り、またあるときは聴き、一体感で盛り上がると思えば、凄く孤独にもなる。
まさに音のある舞台ですね・・・・・
医学的には分かりませんけど、演奏する時に中毒になるようなホルモンが出てるんでしょうかねぇ?
失敗しても、またやりたいと思いますもん。
私自身、演奏会を聴きにいったとき、音の正確さ、綺麗さよりも奏者のアクションに感動します。(特に大学オケ)
あとで録音を聴いた時、ガックリすることも多いのですが・・・・・

投稿: amadeus | 2007年7月19日 (木) 07時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/215669/15796178

この記事へのトラックバック一覧です: アマオケ創世記:

« 国文祭の練習 パート2 | トップページ | 国文祭の練習 パート3 »